貸切バス事業者「安全性評価認定制度」って何?
皆様は、貸切バス事業者「安全性評価認定制度」ってご存知でしょうか?
このようなハートマークをご覧になられた方も多いのではないでしょうか?
近年はご利用者の皆様にも徐々に浸透してきているように感じておりますが、一言で説明すると「貸切バス会社が安全への取り組みについてしっかりとまた適切に実施されているかを評価する制度」です。
この「貸切バス事業者安全性評価認定制度」は別名「セーフティバス」とも呼ばれており、日本バス協会から認定を受けることでより安全性の高い運行に努めていることを示す評価です。貸切バスの事故を無くすための安全対策の一環として国の対策として設けられたものです。
実際の認定証書はこちら↓
※もちろん当社も「貸切バス事業者安全性評価認定制度一ツ星」を取得している貸切バス会社です!
っということで、今回のMK Tips🚌ではこの「安全性評価認定制度」をご案内いたします!
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安全性評価が無いバス会社は安全じゃない?
そもそも「貸切バス事業者安全性評価認定制度」の認定を受けていない貸切バス会社は安全ではないのでしょうか?
結論から言うと、安全性評価認定を受けていない貸切バス会社だからといって安全ではない!とは言い切れません。まだ未取得でありながらも安全対策に努めているバス会社は多くあります。
昨今では大きなバス事故が時折発生し社会問題にもなっていることから、バス業界として車両整備や労務管理の観点で非常に厳しい基準を設けており、多くの貸切バス会社がこの法令に従い、乗務員の研修や安全設備投資などに力を入れております。
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「安全性評価認定制度」は厳しい審査をクリアした貸切バス会社のみが認定!
ただし「貸切バス安全性評価認定制度」は、日本バス協会が定める多岐にわたる基準の厳しい書類審査と安全性を実際に確認する訪問審査を実施し認定可否が決定します。
上記2つの審査をクリアし、すべての条件を満たしていると判断されたら、晴れて「一ツ星」の獲得となります。
認定の有効期間は2年間となり、取得から2年後は改めて再申請を行います。
その際、より高い安全性を目指している貸切バス会社は「二ツ星」または「三ツ星」を目標とします。
なお、万が一大きな事故などが発生した場合には認定が取り消しになるケースもありますので、安全性評価認定事業者は日々の安全意識の向上に余念がありません。
当社としても日頃より法令基準以上の安全指導研修を年間50回以上に渡り実施し、更なる安全性向上並びに事故防止を目指しております。